西川 恵子(にしかわけいこ)
植物形態学

 学生の頃は、人間の体に関する分野(発生学、生理学、細胞学、遺伝学、生化学 etc.)に興味があり、手に入れる本も自然とそちらの方面に比重が重くなっていました。ところが現実の話になると実験材料に使うマウスが殺せず、他の人に助けてもらう始末でした。就職の際、一生続けて行くのには植物の分野がいいなと思い植物形態という分野に身を置くことになりました。ラン科の植物の発達の研究をすることとなり、種子から無菌培養で生長させるのですが、ここでも発芽したての幼植物などを固定する時、やはりつらい思いが湧いてきます。生物学を続けて行くことは、そういう所の覚悟が必要であります。これからは、植物形態に生化学的な要素を加えた仕事をして行きたいと思っています。


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