山本 直樹(やまもとなおき)
植物生理学、植物分子細胞生物学
植物は光のエネルギーを使って光合成を行っていますが、それだけではありません。光が植物の成長や形に及ぼす影響について古くから研究がなされてきました。ダーヴン父子による植物が光の方向に曲がるという屈光性の研究はその一例です。レタスの種子に僅か数分間
の赤い光をあてると数日後に発芽がみられるという話は生物の教科書に載っているたいへんに有名な話です。学生時代に同じような実験をさせてもらい、僅か1分間の光の劇的な影響に感動し、それ以来これまでずっと「植物と光」を私の最も大事な研究テーマとしてきました。現代の生物学は急速に発達しております。「植物と光」の研究分野でも同じように発展が見られ、DNA組換え技術を始めとした分子生物学的手法により、光の働きを分子の言葉で説明できるようになりつつあります。これからはゲノム生物学の成果が更に研究を加速するでしょう。これらの研究が直接的に、大学教育を通じて間接的に、食糧問題、地球環境問題といった現代人類が抱えている諸問題の解決に貢献することを目標に、教育・研究に専念しています。
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